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急性期ケア専門士

【受験するべき?】急性期ケア専門士を受験することのメリットとデメリット

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急性期ケア専門士は2023年から開始となった新たな医療系の資格です。

まずは、急性期ケア専門士について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

【新資格!】2023年から始まった急性期ケア専門士に合格するために必要なこと2023年5月に新たに開始となる急性期ケア専門士が現在話題になっています。急性期のプロフェッショナルを目指している方であれば受験を考えている方も多いかと思います。実は初回の試験だからこそ初回に受験した方が良いことがあります。 今回はそんな不安を解消するための記事をまとめましたのでぜひご覧ください!...
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急性期ケア専門士の資格興味があるけど、とって何になるんだろう。
結局自己満足で終わりそうな予感…

今回の記事では、急性期ケア専門士を受験することのメリットとデメリットを解説します。

これから受験を考えている方にとっては役に立つ情報となっているのでぜひご覧ください。

急性期ケア専門士を取得するメリット

スキルアップ

急性期ケア専門士の資格は
“シームレスな連携で患者さんの命をつなぐ”をコンセプトに作られた資格です。

急性期ケア専門士は患者さんや施設利用者さんなどを支えるスタッフ(看護師、介護士、リハビリスタッフなど)が、急変時の初期対応、アセスメント、医師への報告を的確に行うスキルを習得でき、スムーズな対応を行えることで患者さんの状態をより良い状態で引き継ぐことができます。

つまり急性期ケア、急変対応におけるスペシャリストといえます!

これは看護師やその他の医療従事者だけではなく、患者さんからしても安心感を与えられる存在となる事ができます。

現在の職場環境や、最近仕事にやる気が起きないなーっと感じている方は一度受験を考えてみるのもいいかもしれません。

専門知識の取得

急性期ケア専門士は以下のカリキュラムが組まれており、普段、救急外来や急性期病院で働いている医療従事者であっても、得ることができない知識を得ることができます。

  1. 救急医療に関する定義と概念
  2. 急変発見時の初期対応
  3. 急性期に求められるリーダーシップ
  4. 症状別アセスメント
    意識障害・呼吸困難・胸痛・腹痛 ・ 吐血・腰背部痛・頭痛・失神・痙攣・めまい・麻痺・発熱
  5. 急性期医療における家族支援
  6. 災害時の救急医療
  7. 超高齢社会における急性期医療
  8. 小児救急の特徴と課題
  9. 救急・集中治療部における終末期ケア
  10. 急性期医療の課題と解決に向けて

テキストにはこれらの項目が細かく解説されており、試験に合否に関わらず、専門的な知識を得たいという方にはお勧めとなっています。

周囲に認められる

急性期ケア専門士の資格に限りませんが、視覚を取得するということは、専門性と能力を周囲のスタッフや患者さんに認知してもらうことができます。

周囲に自分の努力や実績を認められるのはうれしいですよね。

仕事へのモチベーションをあげるという意味でも資格の取得は有効と考えます。

急変に強くなる

急性期ケア専門士の資格に必要な知識をつけることは、急変や救急の現場で役に立ちます。

カリキュラムに含まれている症状別アセスメントの中には緊急時に注意すべき4つの胸痛疾患(Five Killer Chest Pain)などの解説も含まれており、専門的な知識を得ることができます。

過去にInstagramの投稿にも投稿しているのでご覧ください。

急性期ケア専門士を取得するデメリット

受験費用が高い

急性期ケア専門士は受験申込、テキスト購入、模試の購入、資格の申請などそれぞれ費用が掛かります。

費用
受験申込代10,000円
テキスト代4,980円(税抜)(5,478円 税込)
模擬試験代4,980円(税抜)(5,478円 税込)
資格の登録料10,000円

合計で約30,000円ほどの費用がかかる計算になります。

模試やテキストを使用しなければ20,000円ほどで済みますが、試験問題は全問テキストから出題されているため、テキストの購入は必須と思われます。

病院によっては資格取得のための費用を負担してくれるところもあるようですが、ほとんどの人は自己負担で受験しています。

取得までに時間がかかる

急性期ケア専門士の受験資格には

実務経験2年以上の条件があります。

そのため最短で2年以上の時間が必要なことに加えて、

受験者のほとんどの人が約3か月から6か月程度の受験勉強期間を設けています。

普段の業務に加えて、時間外に勉強をするための時間を割いて行っているため、資格取得には多くの時間を割く必要があります。

中には試験1週間前から勉強をして合格したという方もいるようですが、年に1回しかない試験のため確実に勉強をして1発合格を目指したいですよね。

取得しても給与に反映されない

残念ながら急性期ケア専門士の資格は、認定看護師や専門看護師と異なり、民間の資格であり、給与に反映されることは少ないです。

昇給を期待して受験を考えている方は、受験申し込みの前に、勤務先に資格手当や資格による昇給の有無を確認してから受験することをお勧めします。

まとめ

以上、急性期ケア専門士の資格のメリットとデメリットを説明しました。

時間やお金に余裕があり、『最近勉強してないなー』『時間持て余しているなー』と思う方は、自己研鑽やスキルアップ、モチベーションアップを目指して急性期ケア専門士の受験はお勧めです!

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