2023年12月9日に行われた第9回心電図検定の1級に挑戦してきました。
合否に関してはまだ発表がないためわかりませんが(※2023年12月11日執筆)、私が1級受験のためにどのような方法で勉強してきたかを記事にまとめました。
今後受験を検討されている方の参考になれば幸いです。
心電図検定1級受験までの道のり
使用した参考書、問題集まとめ
[心電図マイスターチャンネル]
[実力心電図 −「読める」のその先へ−]
[心電図検定公式問題集&ガイド]
[病気がみえる 循環器]
[楽しく学んで好きになる!心電図トレーニングクイズ]
[心電図マイスターを目指す基礎力grade up講座]
[EP大学 3ステップで学ぶ心電図(電子書籍)]
[心電図の読み方パーフェクトマニュアル(電子書籍)]
受験までに勉強した内容ほぼ全て
心電図検定1級を受験しようと決めたのは8月だったので、勉強期間は約4ヶ月ほどでした。心電図検定2級に合格したのが、約6年前になるので心電図検定対策として勉強した内容はほぼ頭にはない状態からのスタートです。
8月〜
心電図検定に向けてどうやって勉強していこうか悩んでいたところYoutubeで[心電図マイスターチャンネル]という心電図マイスターを取得されている新井陸先生が運営されているチャンネルを見つけて、そちらの動画から勉強を開始しました。
2ヶ月かけて約100本ある動画を全て視聴し(模擬試験や10問ドリルなどはまだ手をつけていません)、勉強した内容をノートにまとめていきました。
心電図検定に必要な基礎知識が結構抜けていたので、視聴しても理解しきれない部分が結構ありました。2級を取得した際に主に使用していた[楽しく学んで好きになる!心電図トレーニングクイズ]を振り返ったり[パーフェクトマニュアル]や[実力心電図]を確認しながら自分なりに解釈しながら進めていきました。
ここでかなり時間がかかりましたが、心電図検定1級で必要な知識や考え方等がよくわかりました。完全に[心電図マイスターチャンネル]の信者になりましたね。
10月〜
10月中旬からは[心電図マイスターチャンネル]の模擬試験、10問ドリル、[公式問題集]を一通り解き自分の実力を試すことと苦手分野の把握を始めました。
[パーフェクトマニュアル]のLet’s tryで選択肢のない中で心電図を読む練習もしていきました。心電図検定を主催している日本不整脈心電学会の心電図クイズも試験の傾向を掴むために2周解きました。
また、10月22日に[基礎力grade up講座]が届いたため早速問題編に挑戦しましたが、結果はHARD37/50、Extreme29/50とあえなく撃沈…講義編をひたすら読み込みながらノートにまとめていきました。
10月25日にはSNSでも大変有名な先生方が執筆された[EP大学 3ステップで学ぶ心電図]が発売され、すぐに電子書籍を購入し並行してこちらも読み込みノートにまとめていきました。[心電図マイスターチャンネル]で基礎的な知識が頭に入っていたのでスラスラと読めましたし、新たな視点での心電図の読み方も大変勉強になりました。
11月〜
11月4日から[基礎力grade up講座]の問題編に再挑戦しHARD45/50、Extreme40/50とやや点数アップしましたが、まだ迷う問題も多く、[心電図マイスターチャンネル]と[基礎力grade up講座]の講義編を知識が定着するまで見て書いて勉強しました。
11月中旬から「心電図マイスターチャンネル」の模擬試験、10問ドリル、[公式問題集]に再度挑戦し8-9割は回答できるようになり、消去法ではなく心電図を読んで得られた所見から回答を選べるようになっていきました。
また[基礎力grade up講座]を執筆された藤澤友輝先生の公式LINEで配布された「心電図検定直前30問」と「心電図検定直前上室性頻脈性不整脈10選」を解き、解説を読み込みさらにノートにまとめていきました。
先天性心疾患の心電図も1級では問われるとの情報があり、この時期に焦って[病気がみえる 循環器]で病態を理解し、[パーフェクトマニュアル]や[実力心電図]から特徴的な心電図所見をノートにまとめていきました。
12月〜
12月6日に[基礎力grade up講座]の問題編に再再挑戦しHARD47/50、Extreme45/50となります。あとは間違えた部分の講義編をしっかり読み理解することに徹しました。
検定当日までの数日はノートの振り返りや、過去に間違えた問題の振り返りなどをして知識を確実に定着させるようにしていきました。
私が実践した勉強方法まとめ
「心電図マイスターチャンネル」を主軸に心電図検定に必要な知識を勉強し、[パーフェクトマニュアル]、[実力心電図]、[EP大学 3ステップで学ぶ心電図]は辞書のような感じでわからないところを調べる形で使用していきました。
ある程度知識が頭に入ってから問題に取り組み、知識の確認と苦手分野の把握をしていきました。問題は[基礎力grade up講座]を重点的に解き、[心電図マイスターチャンネル]の模擬試験、10問ドリル、[公式問題集]も知識の確認や問題に慣れるために2-3周しました。藤澤先生が公式LINEで配布された「心電図検定直前30問」と「心電図検定直前上室性頻脈性不整脈10選」は2周しました。間違った問題は付箋を貼ってわかるようにして、次に正解したらチェックをつけるようにして苦手を重点的に潰していくように問題を解いていきました。
知識をある程度入れたら問題を解きまくって知識を定着させていくという方法で勉強していきました。
最後に
まだ結果が出ていないので、ひとまずここまでの記事になりますが、合格した場合、不合格だった場合も追記していきますので、もう少々お待ちください。
すでに[心電図マイスターチャンネル]では問題の復元、解説がアップされています…。仕事が早すぎる…。