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※この記事は私が心電図検定に向けて勉強した内容をまとめたものです。使用している参考書、Youtube等はこちらの記事にまとめています。
Contents
これだけは覚える!
左室高電位
RV5(RV6)>26mm または SV1+RV5(RV6)>35mm
左室肥大
左室高電位
VAT 0.04〜0.06秒に延長
ストレイン型陰性T波
深掘りして理解する
左室高電位と左室負荷
左室高電位=左室肥大とは言えないようです。
左室高電位
RV5(RV6)>26mm または SV1+RV5(RV6)>35mm
左室肥大
左室高電位
VAT 0.04〜0.06秒に延長
ストレイン型陰性T波
心電図から左室肥大と言うには左室高電位+VATの延長やストレイン型のST低下が必要な条件となります。
左室高電位の基準
VAT(ventricular activation time)
ストレイン型ST低下
左室肥大を起こす疾患
高血圧性心疾患、大動脈弁狭窄症、肥大型心筋症などが原因となる。
右室肥大
右室に慢性的な圧負荷がかかることで右室は肥大します。
右房負荷、右軸偏位、不完全右脚ブロックは「右」ばかりなので右室肥大と合わせて覚えやすいですね。
R/S>1とは?
右房負荷(拡大)については下記記事にまとめています。
【心電図検定対策】右房拡大・左房拡大心電図検定合格に向けて押さえておきたい右房拡大と左房拡大についてイラスト付きで解説しています。...
右室肥大を起こす疾患
原発性肺高血圧症、肺動脈狭窄症、僧帽弁狭窄症、慢性肺血栓塞栓症、心房中隔欠損症、Fallot四徴症などが原因となる。
最後に
心室の負荷ではどのような所見が見られて、どういう疾患が原因で起こるのか。
それを理解すれば心電図検定対策としては十分だと思います。
看護師経験3年で心電図検定2級に合格した勉強方法私は看護師経験3年で2017年に開催された第3回心電図検定2級に合格しました。その時にどのようにして心電図の勉強をしていったのか記事にまとめていますので、これから心電図検定の受験を検討されている方の参考になれば幸いです。...